いかにして私は機械学習を再び学び始めたか(3年後)【後編】 あなたにおすすめの記事 あなたにおすすめの記事

著者のDaniel Bourke氏はオーストラリア在住の機械学習エンジニアであり、Mediumに機械学習の学びに関する様々な記事を投稿しています。『いかにして私は機械学習を再び学び始めたか(3年後)』では「知識ゼロ、コーディング経験なし」の状態から機械学習を学び始めて3年が経過したので、改めて自分のキャリアを振り返ったうえで、同氏が考える機械学習初学者向けの学習の指針がまとめられています。同氏が考える機械学習初学者向けの学習の指針とは、以下のような6項目にまとめることができます。
- オンライン講座はどれも内容は似たようなもの。内容より学ぶ興味を掻き立ててくれる教師を探せ。
- ツールではなくプログラミング言語に精通せよ。
- 学習過程で開発したモデルは、開発環境で終わらせずに本番環境に実装せよ。
- 機械学習初学者に必要な数学の知識は、直面している問題を解決するのに必要なだけのもの。
- オンライン講座の修了証を集めるのではなく、スキルを磨け。
- 開発したモデルは共有せよ。
なお、AINOWではこの記事のほかにもBourke氏が執筆した記事の一部を翻訳しており、それらには以下のようなものがあります。
機械学習の独学について考えてみる?覚えておくべき6つのことわたしの機械学習エンジニアキャリア1年目で学んだ12のこと【前編】および【後編】私はいかにしてTensorFlowデベロッパー認定資格に合格したか
Bourke氏が執筆している記事は、機械学習エンジニア志望者の役に立つと同時に学ぶ勇気を与えてくれるものと言えます。同氏こそが「学ぶ興味を掻き立ててくれる教師」かも知れません。
後編にあたる以下の記事本文では、学習の指針における項目4~6を掲載します。
なお、以下の記事本文はDaniel Bourke氏に直接コンタクトをとり、翻訳許可を頂いたうえで翻訳したものです。また、翻訳記事の内容は同氏の見解であり、特定の国や地域ならび組織や団体を代表するものではなく、翻訳者およびAINOW編集部の主義主張を表明したものでもありません。