Connect With Us

clotilde07@hermann.com

Call For Inquiry

45-9601175

Opening hours

Mon - Sun : 09:00 - 16:00

ブログ 軍事業界のトレンド・ワード(11) MANETとメッシュ・ネットワーク

軍事業界のトレンド・ワード(11) MANETとメッシュ・ネットワーク

軍事業界のトレンド・ワード(11) MANETとメッシュ・ネットワーク
491
630
700
369

キネティックの大型無人車両(UGV)であるTITAN。同社はUGVの無線通信手段としてMANETを導入する動きを見せている

UGVとMANETの組み合わせは、ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(GDLS)もやっている。こちらもパーシステント・システムズが関わっていて、同社がMANET通信機・MPU5をGDLSに納入、それをGDLSのMUTT(Multi-Utility Tactical Transport)という輸送用UGVに組み合わせるとしていた。この話が出たのは2019年10月のこと。

空の上では2020年8月に、米空軍のMQ-9リーパーにウルトラ・エレクトロニクス製の通信中継ポッド・REAP(Rosetta Echo Advanced Payloads)を搭載して飛行試験を実施したが、これもMANETを使用する。狙いは通信可能範囲の拡大にあったという。

軍事業界のトレンド・ワード(11) MANETとメッシュ・ネットワーク

通信機単体では、2020年3月にL3ハリス・テクノロジーズがRF-9820S、タレスが2021年2月にJavelin Combat Net Radio 戦術通信機を発表している。どちらも、外見でお分かりのように個人携行用の通信機で、音声/データ両対応である。

この先、MANETがメインストリームになるかどうかは未知数だが、従来型の通信機や通信システムで、これからの戦闘環境に対応できるのか、生き残れるのか、という課題は存在する。今後の動向に注目してみたいところだ。

著者プロフィール

井上孝司

鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野で、技術分野を中心とする著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。『戦うコンピュータ(V)3』(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて『軍事研究』『丸』『Jwings』『航空ファン』『世界の艦船』『新幹線EX』などにも寄稿している。

タグ: 無人軍用車両のしくみ