ダミーデータ生成が捗る! Excelの新関数「RANDARRAY」で簡単に乱数を生成

残業を減らす!Officeテクニック
スピルに対応し、従来の関数「RAND」や「RANDBETWEEN」を代替する便利な関数
「RANDARRAY」で5×7の範囲で乱数を生成※本稿の内容は「Office Professional Plus 2021」で動作確認しています。
乱数を発生する「RANDARRAY」
RANDARRAY関数の引数は[行数][列数][最小値][最大値][乱数の種類]の5つ。[行数]と[列数]は発生させる乱数の配列。[最小値]を省略すると「0」、[最大値]を省略すると「1」を指定したとみなされる。[乱数の種類]は「TRUE」で整数、「FALSE」もしくは省略で実数(小数)の乱数を発生させる
セルA1に「=RANDARRAY(10,5)」と入力する10行5列の乱数が発生した
セルB2に「=RANDARRAY(8,5,10,90,TRUE)」と入力する8行5列で、10~90の整数値の乱数が発生し、連動するグラフが作成された
「RANDARRAY」と「SORTBY」を組み合わせてデータをシャッフルする
セルC1に「=SORTBY(B1:B20,RANDARRAY(20,1))」と入力する。「RANDARRAY(20)」としても構わないB列の氏名がシャッフルされた
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